環境構築 / 動作確認

所要時間:30 分

ClientID / Secret を取得したら、本サービスで提供する SDK の RICOH Live Streaming Conference を体験するサンプルアプリケーションを動かしましょう。

環境構築

  1. 事前に Node.jsYarn をインストールしておきます
  2. GitHub で公開されている ls-conf-sdk のリポジトリをクローンします

ここから、サンプルアプリケーションの ls-conf-sdk/sample/ の動かし方について説明します。

バックエンドの環境構築

ls-conf-sdk/sample/backend/ でバックエンドの環境構築をします。

  1. backend/config/local.json.samplelocal.json.samplelocal.json にリネームします
    ls-conf-sdk
     └─ sample
         └─ backend
             └─ config
                 └─ local.json     // リネーム
  2. 作成した local.json の "clientId": "" に発行された ClientID を記載します
    • ls-conf-sdk/sample/backend/config/local.json
    {
      "apiBase": "https://api.livestreaming.mw.smart-integration.ricoh.com/v1",
      "clientId": "発行された ClientID を記載",  // 変更箇所
      "port": 4000,}
  3. 環境変数で ClientSecret を LS_CLIENT_SECRET=発行されたClientSecret となるように設定します
  4. 以下のコマンドを実行するとサーバーが起動します
    $ cd ls-conf-sdk/sample/backend     # backend へ移動
    $ yarn                              # パッケージのインストール
    $ yarn start                        # ローカル実行 (express を利用)
       :
    Api Server listening on port 4000!
  5. Api Server listening on port 4000! というメッセージが出ると成功です

フロントエンドの環境構築

ls-conf-sdk/sample/frontend/ でフロントエンドの環境構築をします。

  1. frontend/config/local.json.samplelocal.json.samplelocal.json にリネームします
    ls-conf-sdk
     └─ sample
         └─ frontend
             └─ config
                 └─ local.json     // リネーム
  2. 作成した local.json の "clientId": "" に発行された ClientID を記載します
    • ls-conf-sdk/sample/frontend/config/local.json
    {
      "apiBase": "http://localhost:3000/api",
      "clientId": "発行された ClientID を記載",  // 変更箇所
      "thetaZoomMaxRange”: 8,}
  3. 以下のコマンドを実行するとサーバーが起動します
    $ cd ls-conf-sdk/sample/frontend    # frontend へ移動
    $ yarn                              # パッケージのインストール
    $ yarn start                        # ローカル実行 (webpack を利用)
       :
    「wdm」: Compiled successfully.
  4. ブラウザで http://localhost:3000 にアクセスし、画像のような画面が表示されると成功です

動作確認

  1. 環境構築の手順通りバックエンドとフロントエンドのサーバーを起動します
  2. ブラウザで http://localhost:3000 にアクセスし、任意のルーム名とユーザー名を入力して「参加」をクリックします
  3. ブラウザの新規タブに記載したユーザー名の拠点が表示されます
  4. ツールバーのカメラアイコンをクリックして カメラ ON、マイクアイコンをクリックしてマイク OFF にします
  5. http://localhost:3000 のタブに戻り、ルーム名は同じ名前で、ユーザー名は異なる名前で再度入室します
  6. ブラウザの新規タブに 2 つの拠点が表示されます
  7. ツールバーのカメラアイコンをクリックして カメラ ON、マイクアイコンをクリックしてマイク OFF にします
  8. 画面に 2 つ映像が表示されると成功です
    • ブラウザのタブごとでユーザ名に紐づく配信拠点が作成され、タブの拠点間で映像が送受信されていることが分かります
    • URL を見ると、ルーム名で映像を流す場所を指定していることが分かります
    • マイクがオンの場合、近い拠点で映像が送受信されるため、ハウリングが発生します

※うまく動作しない場合、FAQをご確認ください。それでも問題が解決しない場合お問い合わせください。

基本説明動画でも RICOH Live Streaming Conference の特徴とそのサンプルの動かし方を動画でご紹介していますので、ご参照ください。

※RICOH Live Streaming Conference の機能の詳細は、RICOH Live Streaming Conference 機能詳細説明をご確認ください。

※RICOH Live Streaming Conference の開発の詳細は、RICOH Live Streaming Conference アプリケーション開発者ガイドをご確認ください。

この情報は役に立ちましたか?