このページでは RICOH Live Streaming Service の将来的な機能追加・改善方針を説明します。
まず、最も抽象的な方針としてビジョン・ミッションがあります。また、これらを具体化する価値の方向性があります。さらに、これらを段階的に実現するためのロードマップがあります。
RICOH Live Streaming Service は以下のビジョン・ミッションに従って機能追加・改善していきます。
RICOH Live Streaming Service は以下の 7 つの価値の方向性で機能追加・改善していきます。
360 度映像を活用した双方向コミュニケーションにおいてより高い満足度が実現できる機能を提供します。
例えば 360 度映像、画像へストローク情報を書き込んで共有する機能や、 360 度映像の一部画角を高解像度で表示する機能が検討されています。
360 映像などの高画質映像を、よりネットワーク/計算リソースを効率的に使って、より多くのネットワークやデバイスでも利用できる機能を提供します。
例えば AV1 や H.265 のような高い圧縮率を持つ次世代コーデック活用 や、低帯域でもフレームレートを下げて高解像度を維持する独自制御アルゴリズムなどが検討されています。
360 度映像活用や高画質映像活用より幅広いスコープで、より現実に近く、さらには現実を越えたコミュニケーションの実現を目指します。以下のような機能を検討しています。
例えば、手振れ補正のようにリアルタイム映像音声を編集するような機能や、視点情報の共有といった情報を拡張する機能が検討されています。
より分かりやすくビジネスモデルが立てやすい料金体系を目指します。接続基本料金や通信量料金の定額化ができないか検討しています。
クラウドで中継した映像音声を録画保存できるようにします。
また、録画したファイルの再生や活用の機能も検討しています。特に 360 度映像を含むルームを Live Streaming Conference と同じ UX で再生できるウェブアプリコンポーネントを提供中です。360 度映像を複数含むようなルームは通常のプレイヤーでは再生が困難ですが、Live Streaming Conference を利用することで容易に実現できます。
現状でもお客様側で実装はできるが工数が掛かってしまう機能について、機能自体もしくはサポートを提供していきます。例えば、遠隔の THETA を配信待機状態から映像配信開始させる機能や、メディア統計情報の可視化などが検討されています。
以下のようなスコープ拡大を検討しています。
価値の方向性に従った機能追加・改善項目を示したロードマップを公開しています。
合わせて、ロードマップの読み方と要望の送り方を説明したロードマップについてもご確認ください。
この情報は役に立ちましたか?