RICOH Live Streaming Service は、利用時間やデータ量などに応じて従量制で課金するサービスです。利用料金の計算式は以下です。
料金(税抜) = 接続基本料金 + 通信量料金 + Room 帯域幅予約料金
料金体系の料金項目の内容や、計算式、単価料金については以下です。
料金項目 | 計算式 | 内容 |
---|---|---|
接続基本料金 | 接続時間(分) × 0.01 円(単位料金) | 接続時間に対して課金されます。 |
通信量料金 | データ量(GiB) × 30 円(単位料金) | 通信データ量に対して課金されます。 |
Room 帯域幅予約料金 | (Room 帯域幅予約設定値 × 係数 + 調整値) × 利用時間(分) | Room 最大帯域幅設定値と Room 利用時間に対して課金されます。 |
Room 帯域場予約料金の係数と調整値は、利用者が設定した Room 帯域幅予約設定値によって以下のように変動します。
Room 帯域幅予約設定値 | 係数 | 調整値 |
---|---|---|
0 ~ 20 Mbps | 0.067 | 0 |
21 ~ 150 Mbps | 0.3689 | -6.038 |
151 ~ 500 Mbps | 0.1903 | 20.752 |
接続基本料金は、接続時間(接続毎ごとに計測された利用の延べ時間)に対して課金されます。
例えば 3 つの拠点で通話し、1 つの拠点で画面共有して 30 分利用した場合、以下のような料金が発生します。
接続基本料金 = ( 3 + 1 ) × 30分(接続時間) × 0.01円(単位料金) = 1.2 円
通信量料金は、全接続が送受信した合計値のデータ量に対して課金されます。
例えば 3 つの拠点でそれぞれ 1 GiB、3 GiB、2 GiB のデータ を送受信していた場合、以下のような料金が発生します。
通信量料金 = ( 1 GiB + 3 GiB + 2 GiB )(データ量) × 30円(単位料金) = 180 円
利用者が設定した Room 帯域幅予約設定値と、その Room の利用時間に対して課金されます。
例えば、Room 帯域幅予約設定値を 25 Mbps とし、30 分利用した場合、以下のような料金が発生します。
Room 帯域幅予約料金 = ( 25 Mbps(Room 帯域幅予約設定値) × 0.3689(係数) - 6.038(調整値) ) × 30 分(利用時間) = 95.535 円
Room 帯域幅予約設定値は、Room で同時に送受信する最大のデータ量(ビットレート合計の最大値)に応じて設定する必要があります。
Room 帯域幅予約設定値 = 送信ビットレート合計+受信ビットレート合計
送信ビットレート合計 = 各拠点の映像/音声/画面共有の最大送信ビットレートの合計
受信ビットレート合計 = 各拠点の受信する映像/音声/画面共有のビットレートの合計
Room 帯域予約設定値を超えるデータ通信が発生した場合、映像や音声などの通信の品質の低下に繋がります。
以下、Room 帯域幅予約料金についての補足事項です。
少拠点でのご利用の場合、P2P / TRUNを利用することで、料金を抑制できる可能性があります。P2P / TURN をご利用の場合、通信量料金と ROOM 帯域幅予約料金が安くなります。
料金項目 | P2P/TURN の場合の相違点 |
---|---|
接続基本料金 | - |
通信量料金 | TURN 経由データのみ発生 (P2P 通信が不可能なネットワークの場合に TURN を経由) |
Room 帯域幅予約料 金 | 無料 |
計算例は参考:TURN を使う場合の利用料金をご確認ください。
Messaging API は、現在 β 版として提供しております。
そのため、商用サービスでの利用をご検討される際には、必ず事前にお問い合わせください。
本 β 版の利用料金は無料です。正式版は有償での提供を検討しておりますので、あらかじめご了承ください。
正式版を公開せずに β 版の公開を終了する、もしくは、正式版では β 版から機能や仕様を変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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